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エクセルのパスワード解除|どれを外すのか見分ける

公開: 2026-10-13
執筆: FMaker(エクセル迷子案内所 運営者)対応を想定: Microsoft 365 / Excel 2021最終事実確認: 2026-10-13

「自分でかけたパスワードを外したいだけなのに、どこを見ても解除の場所が見つからない…」 「前任者が作ったファイルで、パスワードが分からない…」 「調べて出てきた画面が、自分のExcelのどこにも無い…」

この記事が最初にやるのは、いま画面で起きていることから、どのパスワードに当たっているのかを見分けることです。Excelのパスワードは1種類ではなく、掛かっている場所がいくつかあって、外す場所もそれぞれ違います。だから「解除できない」のではなく、違う場所を探していることがよくあります。

先に、もう1つ書いておきます。保護にパスワードが設定されていないこともあります。公式には、パスワードありでもなしでもワークシートを保護できると書かれていて、ブックの保護についても「パスワードは省略可能です」と書かれています。つまり、解除の項目を押した時点で終わる方がいます。

そして、パスワードが分からない状態で保護を外す手段は、当サイトでは案内していません。自分で設定したものなら設定したときと同じ場所から戻せますが、他の人が設定したものは、設定した人や、管理している部署に確認してください。

ただ、分からないままでも次に打てる手はあります。種類まで絞れれば聞く相手が決まりますし、そもそも設定されていない可能性もあります。それはパスワードが分からないとき:公式の答えと、次に打てる手に書きました。上から順に読まなくても、当てはまる章へジャンプしてOKです。

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まず切り分ける:その画面で聞かれているのは、どのパスワードか

見るところは、いま画面で何が起きているかだけです。どれに当たっているかを見分けるまでは、パスワードそのものを思い出す必要はありません。

Excelのパスワードは、掛かっている場所が複数あります。ファイルを開く段階で止めているもの、上書き保存の側だけを止めているもの、シートの中の編集を止めているもの、シートの構成を止めているもの。止めている場所が違うので、外す場所も違います。下の表で、自分の行を探してください。

画面で起きていること当たっているのは行き先
ファイルを開こうとした時点でパスワードを聞かれ、入れないと中身が1行も見えないファイルの暗号化開こうとするとパスワードを聞かれる
パスワードを聞かれるが、入れずに進むと読み取りだけはできる書き込みのパスワード開けるけれど編集できない
開けて中身は見えるのに、セルに打てない・操作がグレーで押せないシートの保護セルに打てない
開けるが、シート見出しを右クリックしても追加・削除・名前の変更が選べないブックの保護シートを追加・削除できない
画面の上に帯が出ていて、その中に編集を始めるボタンがあるパスワードではありません保護ビューの記事
パスワードは聞かれていないのに、読み取り専用で開くパスワードではないことが多いです開いたときの表示で見分ける

行き先が決まったら、もう1つ見てください。上の表のどの行に当たっていても、その保護にパスワードが設定されていないことがあります。そのパスワード、設定されていないかもしれませんを先に見ると、押すだけで終わる場合があります。

📌 ポイント: 先に決めるのは「どう外すか」ではなく「どこに掛かっているか」です。ここを飛ばすと、暗号化で止まっているのに[校閲]タブを探す、という遠回りになります。


開こうとするとパスワードを聞かれる(ファイルの暗号化)

ファイルをダブルクリックした時点でパスワードを聞かれ、入れないと中身が1行も見えない。この形なら、当たっているのはファイルの暗号化です。

公式はExcelの保護を ファイル レベル・ブック レベル・ワークシート レベル に分けて説明しています(「Excel の保護とセキュリティ」)。いま当たっているのは、いちばん外側のファイル レベルです。同じページには「ユーザーが Excel ファイルを開いたり変更したりできないようにパスワードを指定して Excel ファイルをロックダウンする機能」と書かれています。ファイルそのものに鍵が掛かっている状態です。

掛けるときの場所は公式に載っています。「Excel ファイルを保護する」が案内しているのは、[ファイル]>[情報]と進み、 [ブックの保護] から [パスワードで暗号化] を選ぶ、という経路です。

外す側については、正直に書きます。公式のページに載っているのは掛ける側までで、外す手順はそこに書かれていません。自分で設定したパスワードなら、設定したときと同じ場所から戻すのが筋です。当サイトではここまでを案内として書いておきますが、項目の名前や置き場所はお使いのExcelによって変わります。見当たらないときは、聞かれているのが別の種類のパスワードかもしれないので、表に戻ってください。

なお、公式がファイル レベルに並べている選択肢の中には、組織が Information Rights Management を使ってアクセス許可を設定している場合の[アクセスを制限する]もあります。会社や学校のファイルでは、パスワードとは別の形で止められていることもあります。その設定の操作は、この記事では案内しません。管理している部署の領分です。

📌 ポイント: ここで止まっているなら、中身はまだ1行も見えていません。[校閲]タブはファイルが開けたあとに使う場所なので、[シート保護の解除]を探しても出てきません。


開けるけれど編集できない・書き込みのパスワードを聞かれる

パスワードを聞かれるけれど、入れずに進むと中身は読める。この形なら、止めているのは開く側ではなく、上書き保存の側です。

Microsoft の Excel 向けドキュメント(Workbook.SaveAs メソッド)には、次のように書かれています。

パスワードを設定して保存したファイルを、パスワードを指定しないで開くと、ファイルは読み取り専用で開かれます。

つまり、書き込み側のパスワードなら、入れずに開けば編集はできないけれど中身は読めるという状態です。数字を1つ確かめたいだけなら、ここで用が済むこともあります。

外す側については、ここも正直に書きます。この書き込み側のパスワードを設定・解除する画面の経路は、公式のページで確かめられていません。当サイトが根拠にできるのは、上の「どう振る舞うか」の記述だけです。だから「この順に押せば外せます」とは書きません。自分で設定したものなら、そのファイルを保存したときの操作を思い出すのがいちばん早いです。他の人が設定したものなら、そのファイルを保存した人に聞くところからです。

いっぽう、パスワードを聞かれていないのに編集できないなら、止めているのはパスワードではないことが多いです。その切り分けは開いたときの表示で見分けるにまとめてあります。開いた直後に何が表示されたかで行き先が変わります。

📌 ポイント: 「パスワードを聞かれた」で止まらず、入れずに進めるかどうかを一度試してください。進めるなら、鍵が掛かっているのは中身ではなく上書き保存の側です。


セルに打てない・操作がグレーで押せない(シートの保護)

開けて中身も見えているのに、セルに文字を打っても何も起きない、リボンの項目がグレーで押せない。この形なら、当たっているのはシートの保護です。

確認は[校閲]タブを見るだけで済みます。公式の「ワークシートを保護する」には、こう書かれています。

ワークシートを保護すると、リボンの[シートの保護]オプションが[シート保護の解除]に変わります。

だから、画面にあるのが [シートの保護] なら、そのシートは保護されていません。 [シート保護の解除] に変わっていれば、いま保護がかかっている状態です。外すのも同じ項目で、[シート保護の解除]を選びます。パスワードが設定されていれば、そこで入力を求められます。公式も、パスワードで保護されている場合はパスワードを入力して[OK]を選ぶ、という形で案内しています。

公式がこの仕組みをどう位置づけているか

ここは読み方を間違えやすいところです。「ワークシートを保護する」には、次の2文が並んでいます。

ワークシート レベルの保護は、セキュリティ機能として意図されたものではありません。単に、ユーザーがワークシート内でロックされたセルを変更できなくするためのものです。

これは何のための仕組みかという説明です。目的は同じページの別の行に書かれていて、「他のユーザーが誤って、または意図的にワークシート内のデータを変更、移動、または削除できないようにするため」とあります。つまりシートの保護は、ロックしたセルが書き換わらないようにするための仕組みです。

そして公式は、同じ話の続きとして「Excel の保護とセキュリティ」でこう書いています。

ブックやワークシートをパスワードで保護しているからといって安全であると判断するのではなく、クレジット カード番号、社会保障番号、従業員 ID などの機密性の高い個人情報が含まれている可能性のある Excel ブックを配布する前に、常によく考えてください。

この2つは対で読むものです。シートの保護は見られないようにするための鍵ではないので、人に渡すファイルの中身は、保護が掛かっているかどうかとは別に、自分で確かめることになります。

シートの保護で止まる操作は、入力だけではありません

セルに打てないという形以外にも出ます。▼を押しても絞り込めない、非表示にした行が再表示できない、といった症状です。どちらも専用の記事があるので、そちらが近ければ先に見てください。

ひとつ注意があります。ボタンを押しても動かないのが症状なら、保護を外しに行く前に別のところを見てください。公式はシートの保護をその原因として挙げていません(→ ボタンを押しても動かないときの切り分け)。

📌 ポイント: [校閲]タブの表示そのものが答えになります。 [シートの保護] と出ているなら、打てない理由はシートの保護ではありません。表に戻って別の行を見てください。


シートを追加・削除・名前の変更ができない(ブックの保護)

セルには打てるのに、シート見出しを右クリックしても、追加・削除・名前の変更が選べない。この形なら、当たっているのはブックの保護です。公式の「ブックを保護する」には、こう書かれています。

他のユーザーが非表示のワークシートの表示、ワークシートの追加、移動、削除、非表示、ワークシートの名前変更を行うことができないようにするには、Excel のシート構成をパスワードで保護できます。

止めているのはシートの構成であって、セルへの入力ではありません。セルに打てないほうなら、前の章(シートの保護)です。

確認のしかたは、公式に3つ書かれています。

  • [校閲]タブの[ブックの保護]が強調表示されているか
  • シート見出しのところで、挿入・削除・名前の変更・移動・コピー・非表示・非表示解除といった構成を変える項目が使えなくなっているか
  • [ファイル]>[情報]の[ブックの保護]に、構成が保護されていることを示す表示が出ているか

外すのも[校閲]タブの[ブックの保護]です。もう一度選ぶと、パスワードが設定されていれば入力を求められ、入力すれば構成を変える項目が使える状態に戻ります。設定されていなければ、そのまま外れます。

⚠️ 公式の日本語ページには、この経路が崩れた形で書かれている箇所があります。同じページの別の場所では[校閲]タブの[ブックの保護]と正しく書かれているので、当サイトはそちらに合わせています。画面の文字が少し違っても、同じ場所だと思って進んでください。

📌 ポイント: 「ブックの保護が掛かっているから打てないのだ」と思って外しに行っても、打てない理由がそこに無いことがあります。保護のどちらかで止まっているなら、セルに打てないほうはシートの保護、シートを増やせないほうがブックの保護です。表の上の2行(暗号化・書き込みのパスワード)なら、そもそも場所が違います。


そのパスワード、設定されていないかもしれません

ここは、読んでいる方の一部がその場で終わる章です。

公式の「ワークシートを保護する」には、こう書かれています。

ワークシートの保護するプロセスには 2 つの手順があります。最初の手順では、他のユーザーによる編集を可能にするセルのロックを解除します。その後、パスワードありまたはなしでワークシートを保護できます。

パスワードありまたはなし、と書かれています。ブックの保護についても、公式の「ブックを保護する」に次の記述があります。

パスワードは省略可能です。パスワードを指定しない場合、誰でもブックの保護を解除し、変更できます。

大事なのは前半です。パスワードを指定しないで保護することもできるので、その場合は解除のときにパスワードを聞かれません。「保護されている」と「パスワードが掛かっている」は、同じではないということです。

だから、まず解除の項目を一度押してみてください。シートなら[校閲]タブの[シート保護の解除]、ブックなら[校閲]タブの[ブックの保護]です。パスワードを聞かれずにそのまま外れたら、そのファイルには設定されていなかった、ということです。壊れたのでも、操作を間違えたのでもありません。

それでもパスワードを聞かれたら、そこで止まってください。当サイトの案内はここまでです。そこから先に打てる手はパスワードが分からないとき:公式の答えと、次に打てる手にあります。

⚠️ この章が当てはまるのは、すでに開けているファイルの中の保護(シートの保護・ブックの保護)だけです。開く段階でパスワードを聞かれるファイルの暗号化には当てはまりません。暗号化のほうは、パスワードが無ければ開けません。

📌 ポイント: 「解除」は、パスワードを知っている人だけが押せるボタンではありません。押してみて、聞かれるかどうかで分かるという順番で確かめられます。


外すと何を失うか

外す場所が分かったら、押す前に1つだけ。保護を外すと、保護が無かった状態に戻ります。何が戻るのかは種類ごとに違うので、並べます。あとで同じ場所から付け直せるので、取り返しがつかない話ではありません。気をつけたいのは、外したまま戻し忘れることです。

シートの保護を外すと — うっかり触って数式や見出しが壊れる状態に戻ります。公式が挙げている目的は「他のユーザーが誤って、または意図的にワークシート内のデータを変更、移動、または削除できないようにするため」です。自分ひとりで使うファイルでも、急いでいるときに上から貼り付けた自分が、その「他のユーザー」になります。関数が入っていたセルに値を貼ると、式ごと消えます。

ブックの保護を外すと — シートの追加・移動・削除・非表示・名前の変更ができる状態に戻ります。集計シートが参照しているシートを消すと、その数式は参照先を失って値が出なくなります。名前を変えただけなら、同じブック内の通常の参照はExcelが自動で書き換えるので崩れません。消すほうだけが戻らない操作です。

書き込みのパスワードを外すと — 上書き保存で元の内容が置き換えられる状態に戻ります。「読むのは誰でもいい、書き換えは限られた人だけ」という使い分けが消えます。配り先が複数あるファイルなら、どの版が最新か分からなくなることも起きます。

ファイルの暗号化を外すと — ここがいちばん大きいです。そのファイルを持っている人は誰でも中身を開けます。メールに添付したまま転送された、共有フォルダに置いたままだった、USBメモリに入れて持ち歩いていた、のどれでも同じです。前の章で引いた「配布する前に、常によく考えてください」は、まさにここの話です。中に個人情報や取引先の名前が入っているなら、外す前にそのファイルの複製がいまどこにあるかを思い出してください。

付け直せます — 外したあとで必要になったら、同じ場所から設定し直せます。だから「いま必要な分だけ外す」で足ります。シートの保護だけ外せば済むのに、暗号化まで外す必要はありません。

付け直すときのパスワードについて、公式の「Excel ファイルを保護する」には「使用するパスワードの長さ、文字、数については制限はありませんが、大文字と小文字は区別されます」という記述があります。ただしこれは暗号化についての記述です。別のページには15 文字までという制限の記述もあり、そちらは特定の版についての記述です。射程が違うので、「長さに制限は無い」と一般化はできません。公式も、パスワードは書き留めて安全な場所に保管するよう案内しています。

📌 ポイント: 外す判断は「自分が困るかどうか」ではなく、そのファイルが今後どこへ行くかで決まります。手元で開くだけなら影響は小さく、人に渡すファイルなら大きいです。


パスワードが分からないとき:公式の答えと、次に打てる手

先に公式の答えを書きます。「ワークシートを保護する」には、こう書かれています。

パスワードを忘れた場合、Microsoft がそのパスワードを復元することはできません。

これが公式の答えです。当サイトも、パスワードが分からない状態で保護を外す手段は案内していません。隠さずに書くと、忘れたパスワードそのものを Microsoft から取り戻すことはできませんし、当サイトからお伝えできる外し方もありません。

ただ、ここで終わりではありません。残っているのは次の3つです。ここから先は公式の引用ではなく、当サイトからの案内です。

1. そもそも設定されていないかもしれない

開けているファイルの中の保護(シートの保護・ブックの保護)なら、解除の項目を押した時点で終わることがあります。公式が「パスワードは省略可能です」と書いている設定なので、保護されているのにパスワードは無いという状態があり得ます。まだ押していなければ、そのパスワード、設定されていないかもしれませんを先に見てください。

2. 種類が分かれば、聞く相手が決まる

「パスワードが分からない」のままだと、誰に聞けばいいかも決まりません。でも「このファイルのシートの保護に掛かっている」まで絞れていれば、聞く相手はそのシートを作った人です。前任者のファイルなら、その人の後任か、そのファイルを管理している部署です。会社のファイルなら、情報システムや総務が元のデータを持っていることもあります。

聞くときに「パスワードを教えてください」だけだと話が止まりがちです。どのパスワードか(開くときのものか、シートの保護か、ブックの保護か)と、何をしたいのか(1つのセルを直したい、シートを1枚増やしたい)を添えると、相手も答えやすくなります。種類まで絞れたこと自体が、ここでの前進です。

3. データの入手経路は、そのファイルだけではないかもしれない

必要なのはパスワードではなく、中の数字だったりします。送ってきた人にもう一度もらう、元のシステムからもう一度出し直す、同じ内容が別のファイルや印刷物で残っていないか探す。鍵を開けるより、データをもう一度もらうほうが早いことがよくあります。月次の集計なら、元データが別の場所に残っていることもあります。

⚠️ 最後に、見つからない項目についてひとつ。公式の「ブックを保護する」には、Excel for the web からパスワードを追加、変更、削除、または回復することはできないと書かれています。ブラウザでファイルを開いていて、パスワードに関する項目がどこにも見当たらないなら、理由はこれです。項目が無いのは、操作を間違えたからではありません。

📌 ポイント: 「分からない」で止まっているときに増やせるのは、パスワードの候補ではなく情報です。どの種類か、誰が設定したか、同じデータが他に残っていないか。この3つのうち1つでも動けば、止まっている状態からは出られます。


まとめ:画面 → どのパスワード → 次にやること

画面で起きていること当たっているのは次にやること
開こうとした時点で聞かれ、中身が1行も見えないファイルの暗号化自分で設定したものなら、設定したときと同じ場所から。分からないなら次に打てる手へ
聞かれるが、入れずに進むと読み取りだけはできる書き込みのパスワード読むだけで用が済むか確かめる。保存した人に聞く
セルに打てない・操作がグレーで押せないシートの保護[校閲]タブが[シート保護の解除]に変わっているか見て、押してみる
シートの追加・削除・名前の変更が選べないブックの保護[校閲]タブの[ブックの保護]を押してみる
画面の上に帯が出ていて、編集を始めるボタンがあるパスワードではありません帯の中のボタンで見分ける
聞かれていないのに、開いた時点で打てないパスワードではないことが多いです開いたときの表示で見分ける

上から順に見ていく確認リスト

  • いま画面で起きていることを、上の表の6行から1つ選ぶ
  • 開く段階で止まっているのか、開いたあとで止まっているのかを分ける
  • 解除の項目を一度押してみる。聞かれなければ、設定されていない
  • 外す前に、何が元に戻るのかを1行だけ確かめる
  • 分からないときは、種類まで絞ってから聞く相手を決める

どれに当たっているかが分かれば、次にやることは決まります。分からないままでも、聞く相手とデータの取り直し先は決められます。


よくある質問

Q. パスワードを忘れました。復元できますか

A. 公式の「ワークシートを保護する」には、パスワードを忘れた場合に Microsoft がそのパスワードを復元することはできない、と書かれています。当サイトも、分からない状態から保護を外す手段は案内していません。ただ、開けているファイルの中の保護なら、そもそも設定されていないことがあります。それと、聞く相手の決め方とデータの取り直しについてはパスワードが分からないとき:公式の答えと、次に打てる手にまとめてあります。

Q. 解除を押したらパスワードを聞かれませんでした。壊れていますか

A. 壊れていません。パスワードを指定しないで保護することもできるので、その場合は解除のときに聞かれません。公式にも、パスワードありまたはなしでワークシートを保護できる、ブックの保護のパスワードは省略可能、と書かれています。そのまま外れたなら、それが正しい動きです(→ そのパスワード、設定されていないかもしれません)。

Q. [校閲]タブに解除の項目が見つかりません

A. 2つ考えられます。1つは、当たっているパスワードの種類が違う場合です。ファイルの暗号化は[ファイル]>[情報]のほうで、[校閲]タブには出てきません。もう1つは、置き場所の違いです。お使いのExcelによって、項目の名前や置き場所が変わります。なお、公式の「ブックを保護する」には、Excel for the web からパスワードを追加、変更、削除、または回復することはできないと書かれています。ブラウザで開いているなら、見当たらないのはそのためです。

Q. 前任者が設定したファイルです。どうすればいいですか

A. まず種類を絞ってください。シートの保護かブックの保護なら、押してみるだけで外れることがあります。聞かれたら、その前任者の後任か、そのファイルを管理している部署に相談するのが正規の道筋です。そのとき「どのパスワードか」と「何をしたいのか」を添えると話が早いです。元データが別の場所に残っていないかも、あわせて確かめる価値があります(→ パスワードが分からないとき:公式の答えと、次に打てる手)。

Q. マクロ(VBAプロジェクト)のパスワードは

A. この記事で扱っているのは、ファイルの暗号化・書き込みのパスワード・シートの保護・ブックの保護です。VBAプロジェクトのパスワードについては、当サイトでは扱っていません。ボタンを押しても動かない、記録したものが一覧に出てこないという症状のほうなら、ボタンを押しても動かないときの切り分け に症状別の切り分けがあります。

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